*!Aパート補足!*


Aパートはセルシアたちを取り巻く環境です。色々悩んだんですがこれが公式設定になりました。
カトレア(リト母)とレイス(セルシア父)は昔付き合ってましたが、ダイアナ(セルシア母)がレイスに無理矢理婚約を持ち込んだので敢え無くカトレ
アと別れることになってしまったのです。
レイスはセルシアに似た性格で、余り自己主張が出来ない人です(セルシアのあの性格はレイスからきてると思われる)。
だからダイアナとの承諾も断ることが出来ませんでした。

そんな訳で程なくしてダイアナとの子が誕生し、
レイスは心に積もったダイアナへの醜悪と、行き場の無いカトレアへの愛情から、「セルシア」という名前をつけました。名前の由来は本編参照。
だからセルシアは有る意味可哀想な関係に居ます。
ダイアナがレイスに求婚を求めたのはレイスが当然好きだからだけど、レイスの心は心此処に有らずですから当然その子供のセルシアをレイスが
愛すはずも無いです。
ある意味母親の愛情だけで育った事になります。

ところで此処で一つ本編との矛盾かと思われる場所があります。
それはセルシアの家柄ですね。
本編でセルシアがリトと暮らしてた頃を語ったとき(V章の最後ぐらいかな)彼は「お金が無かった」と言ってます。
でもセルシアが生まれたのは貴族の家。
しかもこの辺で一番お金持ちのダイアナと、小金持ちであったレイスとの子ですから、当然お金が無い筈有りません。
じゃあ彼は何故お金が無いと言ったのか?

それは母であるダイアナに大きな原因が有るんです。
その辺は別パートでお話していきます。
Bパートは別のキャラの視点に映してしまうんで、セルシアの言葉の矛盾の理由は後々に。


話は変わりましてリト&リネの居るアーテルム家の補足。
レイスが別れを切り出した理由を知らないカトレアは、自分がレイスに嫌われてしまったんだと落ち込んでます。
そんな彼女を慰めたのがエトナ・アーテルム。後のリト&リネの父親です。
唯カトレアのお腹には既にレイスとの子が居ました。中絶する事も出来たけど、エトナは一緒に育ててくれると言った。だからカトレアはその言葉に
甘えて第一児(リト)を生んだ訳です。(※名前の由来は本編参照)
つまりもしカトレアが生むと決めなければ、リトは生まれてこなかった訳ですね。
そしてもしカトレアとレイスが結ばれていたら、セルシアは生まれなかった事になります。
ホントこの話何処までが運命で何処までが必然だったんでしょう。こっちが聞きたいですわ((

話を戻しまして、リトを生んでから数年後カトレアが第二児を妊娠します。それがリネです。
リネが生まれてからも幸せに暮らしていたエトナとカトレアなんですが、彼等は1つだけ大きな落とし穴に気付いていませんでした。
それが彼等が殺害された理由です。
その辺の捻れも後々話します。エトナとカトレアを殺した犯人は誰なのか?きっと御察しの方も居ると思いますが、後からのお楽しみです。


さて、つまり話を整理してみると、
実はリトとセルシアは異母兄弟って事になります。そしてリネとリトは異父兄妹ですね。
唯リトとリネが似ている理由は、2人がカトレアに似たからだと思います。カトレアの髪は赤です。
で、リトとリネの性格にあれだけ溝があるのは、父親が違うからなのかも。
お人よしで優しかったレイスとカトレアの血を受け継いで生まれたリトは、優しい性格の青年ですし、
楽観的でマイペースなエトナとカトレアの血を受け継いで生まれたリネは、マイペースで癖のある女の子です。
ある意味リトとセルシアの出会いは‘再会’でも有った訳です。何か悲しいね((
因みにリトとセルシアが所属していたunionってのが、昔カトレアとレイスの居たunionです。これも運命なのか必然だったのか。


以上がセルシア、リト、リネに隠された過去の話です。
上の設定は以前相方の豊穣フレアちゃんから貰った設定を多少弄ってるのも有ります(リトリネが義理兄妹っていうのとか)
彼女の設定を出来ればそのまま引用してきたかったんだけど(※許可はもらっている←)
そうするとセルシアとリネに血の繋がりがある事になっちゃうから、2人が結婚出来なくなっちゃいます。つまりDDに設定が持っていけません。
だから敢え無く改造させて頂きました(((
改造許可までは貰ってないけど…フレアちゃんなら許してくれるよね!だって私の相方だもんね!!((((




という訳で次回からBパートに移ります。
Bパートはレインとノエル、そしてヘレンの過去の事をつらつらと。

レインとノエルがBLACK SHINEに入る事も有る意味必然だったのです。理由は2人の父親と、へレンに有ります。










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