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――エイプリルフールミニトーク！――
リネ「前からだけどあたしレインの事好きだった」
イヴ「もろばれの嘘吐いてるんじゃないわよ」
リネ「やっぱりバレる？」
ロア「そりゃ…あれだけ嫌い嫌い言ってる人間に突然好きは…なあ？」
レイン「俺はリネっちの事好きだよー？？」←素
リネ「大丈夫、あたしもあんたの事大好きだから」←嘘
セルシア「そこまでする程レインの事嫌いなのか…」
マロン「でも何だかんだで結局は騙されない？エイプリルフールって」
アシュリー「…確かに」
リネ「あたし去年セルシアにやられた」
セルシア「去年？…ああ！あれか」
ロア「リネを引っ掛けるって…どんな嘘吐いたんだよお前」
レイン「ちょっと気になるぞ、それ」
セルシア「ええと…何だったっけ？」
リネ「い…言うなぁああ！」
セルシア「リネの事一生守るから…付き合って下さい？うん。確かそんな様な事言った」
レイン「あれ？セルシアとリネって既に付き合ってたんじゃないの？」
リネ「んな訳無いでしょ！！！」←殴
レイン「いてっ！！」
イヴ「あんたも相当酷い性格してるわね」
セルシア「そう？でもちょっと意外だったなぁ。リネなら絶対に嘘って見破ると思ったのに」
アシュリー「それはリネが満更でもないからでしょ」
マロン「まんざらって何？」
イヴ「あんたは気にしない。…で、どうなのリネ？ぶっちゃけセルシアの事好き？？」
ロア「何かエイプリルネタからリネへの拷問に変わってんぞ」
イヴ「気のせいよ」
リネ「は？セルシア？？嫌いに決まってんでしょ！！」
レイン「今日はエイプリルだからー」
アシュリー「…つまり好き、と」
リネ「違う！！本気でセルシアの事なんか嫌いよ！！嫌いなんだから！！！！」
イヴ「つまり本気でセルシアの事好き、と」
リネ「だから違うって言ってんでしょ！！！」
ロア「そこまで否定しなくても…（汗）」
リネ「とにかく！あたしはセルシアの事何か大嫌いなの！！！分かった！？」
イヴ「良かったわねセルシア。リネはあんたの事が大好きで大好きで仕方ないって」
セルシア「あはは…」
リネ「そこまでにしとかないと燃やすわよ？あんた達」
レイン「リネっち！！何気に術構えないの！！怖い！！怖いって！！！」
マロン「何だかリネが可哀想になって来たよ…？」
リネ「同情する位ならいちいち喰いかかってくるこいつ等どうにかしなさいよ！！」
アシュリー「良いじゃない。何時もはリネがレイン苛めてるんだから」
レイン「偶には引っくり返して、ね？？」
リネ「ふざけんな！！あんたはあたしの永遠の下僕でしょうが！！」
ロア「何時そうなったんだ…？」
イヴ「多分リネがはじめてレインを殴った日辺り」
セルシア「それって何時だよ」
イヴ「さあ？」
レイン「で？セルシアはどうなの？？リネの事好きなの？ねーえ？？」
セルシア「リネの事？うーん。俺は好きだよ」←素
マロン「あ、じゃあ両思いですね！」
アシュリー「良かったじゃないリネ」
リネ「Σちょ…セルシア！？あんたいきなり何言い出すのよっ！！」
セルシア「え？俺はリネの事本気だけど？」
イヴ「恐るべし天然…」
ロア「ああ言うのが実は一番恐ろしい性格してるんだよな……」
レイン「どーかん…」
リネ「……あたしは、その」
セルシア「…？」
リネ「………ああもう！！何なのよこの空気はっっ！！！」
イヴ「そりゃあ、リネとセルシアの告白タイム？」
リネ「そんな時間要らないわよ！！！」
レイン「要る要るー！！」
ロア「見てて微笑ましいし」
アシュリー「というか２人って元々ラブラブっぽかったしね」
リネ「んな訳無いでしょうがぁああっ！！！！」
マロン「…あの、そろそろリネが本気で可哀想になって来たんで、ネタ晴らししない？」
リネ「………は？？」
マロン「あのねリネ。今の全部、嘘なんだ」
レイン「事前に俺達６人で、リネっちを引っ掛けようとちょーっと打ち合わせを、ね？？」
イヴ「セルシアが好きって言ったらリネがどんな反応するのかなーって。…まあちょっとした出来心よ。うん」
ロア「用はドッキリみたいな？」
アシュリー「…うん。そういう事」
リネ「……」
セルシア「リネ…怒ってる？」
イヴ「そりゃあ怒ってるでしょ。かなり動揺してたし」
レイン「まあ怒られんの覚悟でやった俺達も俺達だけどね」
リネ「………良い度胸、してんじゃない…？」
マロン「…リネ…？」
ロア「凄い嫌な予感するの俺だけか？」
レイン「奇遇だな。俺もだ」
リネ「……ちょっと其処に並びなさい、あんた達」
イヴ「あのさ、リネ」
ロア「…何気に術、構えてるよな？？」
リネ「其処に並べって言ってんでしょうがぁああああ！！！」
レイン「ぎゃーっ！！リネっちがキレたぁあああ！！！」
イヴ「ってちょっと？！マロンとセルシアとアシュリーは何処に行ったのよ？！」
ロア「まさか逃げられた…？！」
レイン「３人の馬鹿やろぉおおお！！！」
セルシア「逃げる準備しといて良かったな」
アシュリー「ネタばらししたら絶対にリネの機嫌悪くなるものね」
マロン「何か…３人に悪いなぁ」
アシュリー「逃げなかった方が悪い」
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