＊Ⅰ章間幕＊

レイン「間幕だとさ」
イヴ「見りゃ分かるわよ。このバカ」
リネ「一発魔術でも食らわせとく？」
レイン「ストーップ！！リネっち、暴力反対！はんたーい！！」
セルシア「……ていうか…作者は俺達に何を喋れと？」
アシュリー「知らない…。でも【とりあえず適当に喋っとけ、程よい長さになったら切るから】…とは言ってた」
ロア「なんつー無責任さだ…」
マロン「えへへ…でもそこが作者っぽいよね」
リネ「あんた今さりげなく黒い事言ったわよね。誤魔化しても無駄よ」
イヴ「あーもう！！とにかく何話題にすればいいのよ！！」
レイン「いっそネタバレでもしちゃう？
ほらー。Ⅱ章だと普段キレないピーーーーがキレたり、ピーーーーが黒幕って分かったり、ピーーーーがry（イヴ）「ああもう！！こんな所で肝心な所
ネタバレしてどうすんのよこのアホ！！！」
リネ「やっぱり一発魔術食らわせとくか…」
レイン「ちょっと！！リネっち！！目がマジだよ！？怖いって！！！」

アシュリー「…煩い」
ロア「俺もう帰って良いか…？」
セルシア「俺だって帰りたいよ……」
マロン「そうだね…やりたい事もあるし」
リネ「じゃあこのままドタキャンしてやりましょうよ」
ロア「言葉の使い方間違ってるだろ、それ」
リネ「じゃあ何ていうのよ。早退？」
イヴ「それもっと違うわよね」
レイン「んじゃあこうしようぜ！！本編じゃ明かされなかった俺達の裏話を暴露！！」
イヴ「…ま、特に話題もないし、それで良いわよ。もう」
ロア「お前ってホント適当だよな…」
イヴ「何よ、悪い？」
アシュリー「別に良いけど…」
セルシア「…誰から喋るんだよ？」

レイン「…そりゃあ、まずは主人公のイヴっちでしょ！！」
イヴ「は？普通は言い出したレインよ」
レイン「いやいや。こういう時は主人公が話しを盛り上げていくのが普通でしょ！！」
アシュリー「主人公が必ずしも１番とは限らない…」
イヴ「お。アシュリー、良い事言うじゃない」
リネ「もう出だしはセルシアで良いわよ」
セルシア「何で其処で俺に回って来るんだ…」
リネ「良いじゃない。あんた作者にはヘタレって認識されてるんだから出だしで十分大丈夫よ←」
マロン「リ、リネ……」
ロア「お前さり気なく酷い事言ったぞ今」
リネ「別に良いわよ。どうせヘタレだし」
レイン「えー何？セルシアってヘタレなのー？」
イヴ「まあヘタレっぽいわよね」
アシュリー「…へたれ」
セルシア「みんなしてヘタレって言うなぁああっ！！！」
マロン「み、皆そろそろ止めようよ…」
ロア「そうだな。ヘタレだろうと何だろうと、セルシアはセルシアだし」
イヴ「あんた今セルシアに追い討ち掛けたわよ」
セルシア「俺ってそんなにヘタレなのかな…」
レイン「まあまあ。とにかく誰かの裏話でも暴露しよーぜ！！」
リネ「セルシアはヘタレ」
ロア「それはもう良いから」

マロン「うーん…。でもみんなの裏話…って、例えばどんな事があるんでしょう？」
イヴ「【○○はあの料理が嫌いー】とかじゃない？簡単な物で良いと思うわ。
本編で触れて無い事なら全部‘裏話’になる訳だし」
レイン「なら俺は甘い物苦手ー」
セルシア「俺は衣が着いてる料理が苦手…。天ぷらとか唐揚げとか」
マロン「私は生野菜系とか苦手……」
アシュリー「私お魚好き…」
リネ「はぁっ？！あんなヌメヌメした生物。何処が美味しいのよ！！」
ロア「お前魚料理はとことん嫌いだからな…」
レイン「お前もお前で炒飯とかよく残してるよな」
ロア「ご飯に何か混ぜた料理は嫌い何だよ。赤飯とかマジで無理」
イヴ「みんな栄養偏り過ぎでしょ」
リネ「そういうイヴだっていっつもサンドイッチに入ってるキュウリ捨ててるじゃない」
イヴ「煩いわね。あんな不味い物人間の食べ物じゃないのよ。あれは河童が食べるものなの！」
ロア「意味不明な生物の名前持ってくんな」
レイン「となると…嫌いな料理が無いのはアシュリーちゃんくらいか？」
アシュリー「…そう、だね」
イヴ「少しはアシュリーを見習わないとね」
ロア「お前はとりあえずキュウリを弾いて捨てるのを止めろ」
イヴ「煩い」
リネ「弾いて捨てるのなんてまだマシでしょ。あんた達セルシアがどうやって唐揚げ食べるか知ってる？」
セルシア「ちょ、待っ…」
リネ「衣だけ剥いで肉だけ食べてんのよ。このアホ」
レイン「どんだけ衣苦手なんだよ…」
アシュリー「そして剥いだ衣はひっそり野菜の付け合せに隠して残してる……」
セルシア「え、何で其処まで知って…？！」
マロン「セルシア…それはちょっとお行儀悪いよ……」
イヴ「剥いで捨てるって……。…少しはアシュリーを見習いなさいよね」
ロア「それお前が言える台詞じゃねえだろ。前にキュウリ飛ばしすぎて誰かのコップに入れたくせに」
イヴ「あれは事故よ。事・故！！」
レイン「お前も相当行儀悪いな……」
リネ「っていうかこの中で行儀良い食べ方するのなんてマロンかアシュリーぐらいでしょ。他全部バツ」
レイン「リネっちも？」
リネ「ま。悪い方でしょうね。レポート書きながら食べる時もあるし」
マロン「レポート汚したりしないの？」
リネ「そこまでバカじゃない」
セルシア「とか言って…１回レポートの上にアイス落として焦ってたくせに…」
リネ「セルシア？（にこっ）」
セルシア「…すいません」
イヴ「…ま、確かに言われてみれば行儀良い食べ方をするのはアシュリーかマロンくらいね。レインは席立ちながら食べてるし？」
レイン「散歩しながら食べてると言え」
イヴ「それが行儀悪いって言ってんのよ。で、ロアは炒飯とか出ると具材だけ全部弾いてアシュリーにあげてるし…」
ロア「食えないんだから仕方ないだろ」
アシュリー「…食わず嫌い……」
マロン「あ、そういえば前何処かでテーブルマナーを教えてくれる場所があるって聞きいた事あるよ」
リネ「流石に其処まで行儀良くはしなくて良いと思うけど…少しは見直すべきかもね」
セルシア「せめて椅子に座って食べるぐらいはしないとな」
レイン「後料理を飛ばしたり剥いだりしない様にしねーとな？」
セルシア「…う」
リネ「あたしも当分ご飯食べながらレポート書くのはやめるわ」
イヴ「じゃああたし今度からキュウリはロアに上げることにする」
ロア「大して変わってねえよ」
セルシア「じゃあ俺も衣だけレインに上げようかな…」
レイン「お前それ嫌がらせか？」
セルシア「だって本当に無理なんだよ」
リネ「無理矢理口に突っ込めば良いわよ。食べたって死ぬ訳じゃないし」
アシュリー「…酷いやり方ね」
マロン「流石にそれはお行儀が悪いかと…」
リネ「食わず嫌いの方がもっと行儀悪いわよ。
決めた、次衣料理が出たらセルシアの口に無理矢理衣突っ込んでやるわ」
セルシア「……次衣料理が出る時にはリネがそれを忘れていますように……←」
リネ「忘れない。絶対覚えてる」
ロア「最早拷問だぞ、それ」
イヴ「ま、その内リネも忘れるでしょ。いざとなってもセルシアがちょっと痛い目をするだけだから大丈夫、大丈夫」
レイン「完璧他人事だな」
セルシア「お前等ちょっと俺に対して酷くないか？」
リネ「それはアンタがへたれだからよ」
セルシア「昔の話を引っ張るな」
イヴ「でもセルシアがヘタレならレインとかロアは何て呼ぶのが妥当なのかしら」
リネ「簡単じゃない。レインがバカでロアが間抜け」
ロア「お前相当酷いな」
レイン「リネっち酷ーい！俺傷ついたー」
リネ「勝手に傷ついてなさいよ。鬱陶しい」
アシュリー「…レインはバカと言うより風来坊だと思う」
レイン「お！アシュリーちゃん良い事言うね♪」
リネ「何処が風来坊よ？そんな格好良い名称（あだ名？）コイツには要らないわ」
レイン「そういうリネっちはどう考えてもツンデレよねー」
リネ「死ね！！」
マロン「ちょ、ちょっとリネ…落ち着いて、落ち着いて！」
ロア「まあレインの言葉もちょっとは合ってる気がするな…」
セルシア「ツンデレっつーよりツンツンだろ…リネの場合……」
リネ「セルシア？ちょっと面貸しなさい」
セルシア「すいませんでした」
アシュリー「…セルシアってリネには頭上がらないわよね」
イヴ「このパーティーで格付けしたら間違いなくレインかセルシアが最下位よね」
レイン「それ酷くね？」
セルシア「はは…最下位…か」
リネ「あ、それ面白そうね。このパーティーで格付けしたら１番強いのはイヴでしょ」
イヴ「そう？」
マロン「そうだね。イヴはリーダー体質な所があるし」
アシュリー「…主人公だし」
イヴ「その言葉で片付けられるとちょっと悲しいわ…」
ロア「んで、次がリネか？」
リネ「マロンでしょ。さり気なく発言力強いし」
マロン「え？そうかな」
アシュリー「…そうだと思う」
ロア「でもアシュリーもさり気なく発言力強いよな」
リネ「うーん…確かにそうね。じゃあ２番目はアシュリーとマロンかしら？」
レイン「で３番目がリネっちと」
リネ「４番目が…」
セルシア「…完璧スルーされてるぞ？」
レイン「みたいね…」
リネ「ロアね。うん」
ロア「ま、平凡級の発言力だよな。俺って」
イヴ「で最階位がレインとセルシア？」
リネ「当たり前よ。レインは殴れば大人しくなるし？セルシアはヘタレだし」
セルシア「だからヘタレって言うなぁああっ！！」
レイン「はは…殴れば、ね……」
リネ「はい、決定。格付けはこんな感じね」

（強）イヴ→マロン・アシュリー→あたし（リネ）→ロア→→→レイン・セルシア（弱）

ロア「何時の間に紙に書いてたんだよ…」
セルシア「っていうかロアから俺たちまで距離離れ過ぎじゃあ…？」
リネ「この位が丁度良いのよ」
レイン「此処に本物の鬼が居る……」
リネ「煩い」

イヴ「…１番最強なのはなんだかんだ言ってリネな気がするのはあたしだけ？」
マロン「私もそんな気がする…」
ロア「ああ…うん。俺もそんな気が」



アシュリー「…ねえ、もうそろそろ終わらない？大分語ったし、作者ももう終わって良いって言ってる」
イヴ「へ。マジ？」
レイン「やっと帰れんのかー…疲れたぜ」
ロア「なんだかんだ言って大分語ったけどな。俺達」
マロン「えへへ、そうだね」
リネ「ところでアシュリー。何時作者がそんな事言ってきたのよ？」
アシュリー「このパーティーの格付けを始めた辺り」
ロア「結構前じゃねえか」
イヴ「ていうかそんな事言ってた？全然聞こえなかったけど」
アシュリー「…このパーティーで１番頼りになるのは私だから、私にしか伝えてない。…だって」
ロア「はは…成る程。それで最初もアシュリーしか作者の発言を知らなかったのか」
リネ「……いい度胸じゃない…あのバカ作者……」
セルシア「リネ…顔がヤバイ事になってるぞ……？」
リネ「煩い！このヘタレ！！」
セルシア「…（沈黙」
マロン「リネがちょっとキレてる…」
レイン「あれってちょっと？凄くでしょ」
イヴ「ああもう！さっさと終わるわよ。リネが今にも作者の所に殴り掛かりに行きそうな勢いだし」
リネ「作者殺す！！」
ロア「…だな。じゃ、この辺で１章間幕は終了だ」
イヴ「覗いて下さった皆様。有難う御座いました！！」






















レイン「ところでこのパーティーで怖い奴ランキングつけてたんだが」
セルシア「地味に何やってんだよお前」
レイン「１番がリネっちで２番がイヴっち」
セルシア「…まあ、確かに間違ってないな。うん」










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