喰い’

人のに付きまとい、人の心のさをい、人の心をみ、人の心をらう怪人
夢喰いをじるべく、使用されしつの宝石−
宝石は空高くき、石の守人の力により夢喰いは宝石の奥深くに封印された

だが年前。
宝石の意味らぬ2人の青年は2つの宝石をみ、どこかに持ちさった
宝石の守人―ウルフドールの王女は嘆き、行方をくらませる
かくしてきウルフドールの王女が生まれ、
幼き王女は前の王女の弔いにくした2つの宝石を
青年達は事の重大さに気付かず、すべきの元に帰らん

盗まれた宝石は祭壇されることなく、やがてウルフドールの王女も自らの使命れてしまう
先代の王女も白の宝石を持ちってしまい、
現在。夢喰いを封じる宝石は各地らばっている――……










.。*†*。.何時か絶望が光に変わるなら…Last Wish*UNION… .。*†*。.











隔離された無人島、グランドパレー。
あたし達の長い旅は、思えばこの任務を引き受けた時から、運命づけられてたんだろう――。





「…あんたに心配されたらおしまいだわ。あたし」

――Eve Roland

「土地とかに詳しい奴…か捕まえとくべきだったな……」

――Lower Madras

頑張ろうよ。私も行くから」

――Marron Risterry

「その辺の地理に詳しい奴なら真っ先にげ出したくなる名前だぞ、それ」

――Lane Glowbaru

「たとえあたしがSAINT ARTS所属だったとして…あんた達になんか関係あるの?」

――Rine Alterm

「有難う。じゃあしく。…えっと」

――Selsia Tigt

「…別に。にしてない」

――Ashley



あたし達7人の小さな出逢いが、
やがて世界の大きな運命に結びつく――。



† T章 特別任務-グランドパレー- †







あたし達は無垢だ。そして浅はかだった。
何も知らずに、唯黒幕の手の内で踊っているだけだったんだ。
何も知らずに居た純粋な頃の自分を振り返り――恐怖に堕ちる。



「…そんな記憶は存在しない」

――Rit

「…だから、それ全部向こうに帰して置いて頂戴よ。あたしもうくから」

――Noel Lila

しがいいんだな?――その通りだぜ!!」

――Keith Roydou

「でも、忘れないで?――牙を向く者は、何処にでもんでるって事」

――Helen



真実を知ったあたし達の逃げ道は、新しいunionの設立だった。
登録union名――WISH*UNION



「寂しくなるわね」

「ありがとう。でも、行かなくちゃいけないから」



再会を心待ちしながら、今は彼等に別れを告げ――
私達は、次の道を進む。


これが間違った選択だったとしても、あたしは後悔しない。



† U章 破壊と平和-ネメシスの石- †







どうか無事でありますように――大切な仲間よ。
そしてどうかもう一度、もう一度だけ。
無垢なあたしを信じて下さい。…最愛の仲間達。



「――チェックイト」

――Fennel

「んー…。――力尽くでもう。かな?」

――licorice Dorit

「……勿論だよ。君達にはそうと思っていたんだ」

――Regulo Ninegross

「あれは、人がってはいけない‘力’よ」

――Neon Strategy



新たな敵の来訪。新たな仲間の加入。
そして――…


「お願い、話して。…あたし達はセルシアの口から‘真実’が聴きたい」

「…イヴ達にはちゃんと話すよ。10年前のネメシスの石強奪事件の――裏側を」

「…それが赤のネメシス-ファイア・ドゥーア-と黒のネメシス-ブラック・ドゥーバ-」


――――
10年前の事件、当事者の秘密



† V章 忘れられた禁忌-タブー- †







黒のネメシス、赤のネメシス。
盗まれた2つの宝石による悲劇が、痛みの中で確かにあたし達を崩壊に向かい、歩かせ始めた――。



「そうよね?当事者さん??」

「俺の問いに答えろ。何でお前がそれを知ってる!!」


明かされる‘’と本当の‘真実’。


「…信じ、らんない……。…何で言ってくれなかったのよ……」

「…ごめん……」

「生きているって期待して兄さんを探し続けたあたしを見て、ずっと笑ってた?」

「違っ……」

「もうあんた何か信じない!!!最低!!!」


偽り偽善暴落崩壊
連鎖し崩れ落ちる信頼の中で、私たちは確かに涙を視る。



「――ねえお願い、立って。神殿に向かわないと」

「……もう、無理…」



破壊痛みの中で、
あたし達は、何度涙をしただろう?



† W章 神々の怒り-ディバイト- †







――嘘と謀略に見舞われた世界の中で、あたし達は自分と仲間を信じて戦う。
10年前。彼等が起こした惨劇に終わりを告げる為。


「どこまで知ってる?」

「もう、全部知ってます」

「大人しく認めたらどうですか?」

「君達は本当に惜しい人材だ…。
――そうだ。BLACK SHINEを裏で操ってるのは私だよ」



誰が一番いんだろう。誰が一番しいんだろう。
誰が一番…しいんだろう。



「…どうしても、分かってくれないのね」

「分かるも糞もねえ、コイツが全部悪い」

「……あんたが其処まで分からず屋だなんて思わなかった!!」



’。
‘は憎しみと汚物と紅に塗れた嘘の正義を振り翳す。
それは、この醜い世界で唯一愛した‘彼女’への戒めと愛憎の唄。



「……後悔、しないんだな?」

「冗談じゃない。これがあたしの中でのシナリオだった」

「……嘘って言えよ…!!」






――そう、これは‘償う者’と‘憎む者’の(ム)



† X章 宴の舞姫-ライラット- †







あの時あたしはやっと本当の痛みを知った。
けれど、貴方の方がもっと昔からこの痛みを知っていたのだろうね。

救う事も、気付く事も出来なかった。
――ごめんね。
まだ、届くかな。


「――アンタに指図される覚え何て無い」

「何処の誰だか知らないけど……本気で姑息な手を使ってくるのね」


――彼女の‘懺悔

「やっぱりあんたがBLACK SHINEリーダーだったのね」

「そうなれば――本当に‘世界の崩壊’となる」


――野望の‘復活

「それは罪の恋歌――。‘彼女’と‘彼’が犯した禁忌の話」

「罰を下されるのはセルシアじゃないよ…。……あたし、なの」


――罪と罰の‘過去

「ゲリオン・テリア。――あの塔の最上階に、答えが有る」

「行くわ。…もう時間が無いんだから」


――対抗手段を探す‘



辿り着いた結末で、
あたし達はっているのかな。



† Y章 混沌に堕ちる詩-リスティニア- †







――あたし達が成長した事って何だろう――



「私はずっと臆病だった。自分に自信がなくて、全部見てるだけだったの。
けれどそれは駄目だって事、気付いたよ。
…みんなに会えたからだよね。だから、ありがとう――」


それはきっと、本当の‘勇気’を見出したこと。

「俺はずっと逃げてた。目の前の事実、汚物と贓物の過去。そして―――俺自身から。
…ホントは今も今で一杯一杯だし、結構しんどいけどさ。
……けど、何でか前の俺に戻りたいとは思わねえんだわ」


それはきっと、本当の‘強さ’を思い出したこと。

「あたしはずっと迷ってた。言えない言葉も伝えれない気持ちも多かった。
けれど変わりたいとも思ってなかった。それがあたし何だとずっと思ってたから。
…あたしが変わるキッカケをくれたのは、あんた達よ?」


それはきっと、本当の‘優しさ’に触れたこと。

「俺はずっと諦めてた。何も変わる筈がない。過去なんて変えれない。
…そうやって何時も過去に囚われて、自分と、相手の全てを拒絶してた。
過去は確かに変えれないけれど、大切なのはそれからの未来――。教えてくれたのは、みんなだぜ」


それはきっと、本当の‘償い’に気付いたこと。

「私も、ずっと絶望してた。
こんな広い世界じゃ、私一人が何を言ったって何も変わらないって、何もかも投げやりだった。
…自分から動かないと変えれないって事に気づけたのは、きっと皆のお蔭」


それはきっと、本当の‘希望’を見つけたこと。

「そうだなあ…。俺もみんなと一緒。ずっと馬鹿だった。
大切なものも見抜けずに、自分を守るのが精一杯だった。
けれどお互いを支えあう事の大切さと嬉しさに気づいたんだ。…全部みんなのお陰だな」


それはきっと、本当の‘守る’意味を知ったこと。




「今までずっと同じところで立ち止まってた。自分と向き合うのを恐れて、誰かに縋っていた。
…無垢だった頃のあたしは、他なんて本当は如何でも良かったのよ。
此処まで来てやっと気付けた。あたし自身と向き合う事、誰かと向き合う事。全てを受け入れる‘決意’――。

…みんな、本当にありがとう」



それはきっと、最高の‘仲間’に出会えたこと。





私達がそれぞれ成長した事を胸に、あたし達は挑む。
最後の敵に――大きな壁に。


「――信じてる。貴方達の事。だから、きっと…」

「俺が居なくても――もう、大丈夫だよな…?」

「ごめんね、ありがとう……」

「俺は此処までだろーな…、けど。お前達なら、もっと先に行ける。だから……」


大切な仲間達へ。
此処まで着いて来てくれて、本当に有難う。

後は、私がケリを着けるから。
今は――休んでいて?







金色に輝く宿り木の魂は、煌めく聖水の加護を受け‘救い’の心具を産み落とす

「……を、しにきたの」

深淵に咲く荒野の祈りは、償いと懺悔の意思を決し‘裁き’の心具を産み落とす

「…大丈だよ」

混沌に還る沈黙の詩は、世界の慈悲なる希望を持ち‘願い’の心具を産み落とす

「平気です、あたしは。もうりじゃないから」

絶望を平伏させる七色の宴は、望みと希望の天秤を握り‘弔い’の心具を産み落とす

「…はは。そりゃもだ」


言霊を紡ぐ永遠の光は、汝と我等を優しく包む世界の光となり‘信愛’の心具を産み落とす

「‘嫌い’だからじゃなくて、‘好き’だから。…われたくなかったの」

夕闇を飲み込む王者の力は、真成る罪人に制裁を与える‘導き’の心具を産み落とす

「もし、帰ってこれたら。――ただいまって、言わせてしい」



そして世界は今歌い賜らん。
救い裁き願い弔い信愛導き、全てを受け継いだ新たな心具は此処に生まれ、そして



「私に出来るの?」



私達7人身体を捧げる事により、全ての醜悪を封じ世界に色が戻る










―――今はもう、怖くないよ?―――










† 最終章 夜を乗り越える力-シャイニング・ドライヴ- †
























もし、この長い長い夜が明けたのなら。

もう一度あの場所で――…


また、笑い合おうね。




























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